ラミン・ヤマルライカーズアカデミーボールの置き場所、ボールコントロール、運び方、ボールキープ、日本人のそれとは訳が違う。これこそが世界基準。彼は6歳からバルサに入り、15歳でトップチームデビュー。正しい育成を行えばこのように正しく育つ。この意味がわからない限り、こんな選手日本から一生かかっても出てこない。
技術が全てでもうまくいかないライカーズアカデミーサッカーの難しいところは技術だけでもうまくいかないところ。中途半端な技術ではフィジカルやスピードに簡単に負ける。かと言ってフィジカルだけでもダメだし、スピードだけでもうまくいかない。チームプレーに徹してもうまくいかず、パスやドリブルだけの個だけを貫き通してもうまくいかない。何かに偏るとある程度まではうまくいくが、そこから結局伸び悩む。全てがプロ水準でかつ個の技術がプロレベルにないと一流のプロにはなれないのだから、結局ほとんど誰もプロにすらなれない。サッカーは団体競技であるけど、自由度の高い個を求められる側面が多いから、またややこしい。
ドリブルが上手くいっている時ライカーズアカデミードリブルが上手くいってる時は、大体がスピードに乗っていて利き足でボールをコントロールしているし、良い場所にボールの置けている。逆に両足でボールをこねくり回している時は相手に苦戦していて、スピードが乗らずに横方向にしか動けないしボールの置き場所が悪い。利き足以上の逆足は存在しないのだから、まずは素直に利き足のボールコントロールを徹底して磨いた方が良い。