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とあるスクールに行くとポジションを守って空いている場所を見つけてパスをしなさい!と言われたり、違うスクールに行けばドリブルで抜けなきゃ将来、通用しない!と言われたりします。


ダブルタッチやシザーズが有効だと言ったり、リフティングが重要だとか、サッカーには様々な考えがあり、これ!と言った正解が無いのもサッカーの面白さでもあります。


でも、子供はそんなに器用ではありません。

一貫した指導法のもとでサッカーをしなければ子供は迷ってしまい、いずれ子供のサッカーは伸び悩みます。


色々やらせるのは親の勝手ですが、子供のことを考えた場合、一つのスクールやチームに絞ることがとても重要です。


どうやって一つに絞るのか?


子供のサッカーが上手くなっているか?いないのか?子供のことをよく観察すると答えは自ずと見えてきます。


もちろんサッカーは上手さだけではないですが、思い通りに上手にできるからサッカーは楽しいのです。


下手のままで「楽しい」と言っているのは、まだコテンパンにやられたことがないからそう言っているだけです。


少年サッカーという競技で考えたら、サッカーが上手になることはとても重要なことなのです。

有名サッカースクールや強豪チームに行っても全然上手くならない。


サッカースクールに何個も通っても試合で活躍しているように全く見えない。


自分の子が上手くなってるのかさえわからない。


そういった子供たちや親御さんを何十人と見てきました。


その先に何があるのか…


ほとんどの子が中学に上がるタイミングやそのすぐ後でサッカーを辞めてしまっています。


上手にできるからサッカーが面白いのです。


思い通りにボールをコントロールできるから子供たちはサッカーが楽しいのです。


ドリブルで何人も抜いてシュートが決まるからサッカーが楽しいのです。


上手くならないのにサッカーが楽しい訳がありません。


お友達と仲良く楽しくしたいのであれば、別にサッカーを選ぶ必要はありません。


お家でYouTubeや通信ゲームをしている方がよっぽど楽しいです。


子供はサッカーが上手くなっていますか?


子供なりにサッカー選手として成長していますか?


上手くなっているのか?上手くなっていないか?成長度の基準でスクールやチーム選びをしていないから、いつまでたっても上手くならず、子供はサッカーがだんだんつまらなくなるのです。


特に小学生年代の基礎・基本技術で、その後のサッカー人生はほぼ決まります。


小学校高学年から中学生年代からフィジカルが均等になった時、技術が無いと全く通用しません。


子供のサッカーが思うように成長していない場合は、ほぼ親の選択の失敗が原因なのです。

せっかく積み重ねて練習をして上手になってきたのに辞めた途端、みるみる下手になります。


サッカーは上手くなるのは時間がかかって難しいくせに、下手になるのは一瞬です。


その事実をよく考えてチームやスクール選びをしてあげるべきです。


楽しいか楽しくないか、それよりも上手くなっているか上手くなっていないかで、やるかやらないかを選択するべきです。


上手くなれば間違えなくサッカーは楽しくなります。


下手くそチームにいて楽しいのは、まだ上手いチームと対戦していないからです。


手も足もでない上手なチームと対戦した時に、自分の技術の無さに子供は素直にサッカーがつまらないものに変化します。


せっかく積み上げた技術を台無しにして、サッカーをつまらないものにしているのは、いつも周りの大人なのです。

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