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まだサッカーをやり始めの小さい子供にリフティングをやらせるのはかなり難しい。


リフティングができない原因は色々考えられるが、ボールが硬いのも一つの原因である。


ボールが硬いと足とボールの感覚が繋がりにくく、まだ未熟な子供は蹴りにくいし、蹴ると足が痛いし、ボールが飛んできたら怖いので全てをやらなくなる。


リフティングの目的はボールコントロールの向上とステップを覚えさせる為なのだから、どんなボールであろと、子供がやりやすく怖がらないボールにしてあげるのは当たり前のことである。


カチコチで石みたいなボールでは、足の感覚がボールに伝わりにくく繊細な技術が身につくには程遠いだろう。


まずは、柔らか目のボールで前に進みながら利き足だけでワンバンリフティングをやると効果があるので是非試してほしい。


続けることにによりステップが向上し、ボールフィーリング、ボールの置き場所も身につきやすいので根気よくやるのが重要です。

よく親が子供にサッカーに楽しくやろう!とかよくある。


でも、思うようにボールをコントロールできないのに楽しめるわけもないし、サッカーはボールを扱うスポーツだから思うようにボールコントロールができなかったら本当は楽しめるはずもない。


大人が子供に楽しくサッカーをやって欲しいと思うのなら、ボールを思うように動かせたり、仲間にところにパスを出せたり、何人もドリブルでかわせたり、思うようにできるから楽しいのである。


これって技術以外の何ものでもない。


子供に本当に楽しくやって欲しいのなら、サッカーでなくても色々なスポーツがあるし、子供がサッカーが好きで意欲的なら、技術の向上に親が目を向ける必要がある。


ロナウジーニョみたいにボールを足で扱えるようになったら本当に心の底からサッカーが楽しいでしょ?


技術というのはボールコントロール以外にないのである。


フィジカルも大事な要素だけど、ただ走ってアジリティを向上させるなら陸上競技の方がきっと楽しめるはずです。

小さい子供を指導しているとしっかり強く、ある程度狙い通りに蹴れない子供をよく見かけます。


これは蹴る技術が無いわけでなく、ボールの置き場所という概念がないために、蹴る時に足とボールがズレるために現れる現象です。


ボールを正しく置けてないということは、ボールコントロール技術が無いということであり、幼少期に必要なトレーニングとはボールコントロールにあると容易に想像ができる。


ボールの置き場所とはボールコントロールであり、ボールコントロール向上の為のトレーニングをすることにより、少しづつ蹴れるようになってきます。


動きの中でしっかり狙い通り蹴れている子供は、ある程度ボールをコントロールができているということでもあります。


逆にボールを蹴れていないということは、ボールコントロール技術がないということであり、対面パスやキック練習よりも、リフティングやボールの置き場のトレーニングなど、基礎的な技術練習をしない限り、改善することはありません。

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